こんにちは、Nっさんです。
今回は30代で「帯状疱疹」になった時の経過レポを紹介します。
発見のきっかけ
ある日、首に謎の赤い腫れが発生。最初は虫刺されだと思っていましたが、徐々に、範囲が広くなり、表面がザラザラしてきました。
さらに、髪の毛を櫛でとかすと、激痛が走る・・・!「頭のハチの部分」「後頭部」「クビの付け根」にもおできのようなものができていました。これらに触れると激痛。
そして、これらのおできは全て右半身にだけ発生しています。
家族に話すと、片半身だけ症状が出るのは「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」の特徴とのこと。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。
帯状疱疹予防.jp(https://taijouhoushin-yobou.jp/)
帯状疱疹って30代でもなるの?
「帯状疱疹?それはお年寄りがなるものでは?」という印象を持っていましたが、調べると最近20〜40代でも発症が増えているとのこと。(同時期に20代の従兄弟も帯状疱疹になっていました)
ということで、次の日は午後休を取って皮膚科クリニックへ。
皮膚科クリニックを受診
駅前の皮膚科クリニックは大変混んでおり2時間待ち。(最近どこの皮膚科も混んでるのは気のせい?)
看護師さんに、「症状が右側だけである」と伝えたところ、食い気味に、
看護師「帯状疱疹ですね!」
その後医師にも診てもらい、帯状疱疹用の薬を処方してもらいました。
患部は触ると激痛!経過日記 (1日〜7日)
私の患部
右頭部の「頭のハチ」「後頭部」「クビの付け根」に小さい発疹がいくつか、首の胸鎖乳突筋の近くに直径5cmくらいの発疹ができていました。
発疹の水疱は徐々に大きくなり、プツプツしてきました。(集合体恐怖症なのでちょっと気持ち悪い)
1日目
患部に触れた時の痛さが増してきました。クリニックから帰宅して早速、処方してもらった抗ウイルス薬を飲み、塗り薬も塗りました。
2日目
次の日、起床時から少し頭痛がしましたので、仕事を休みました。
患部の症状は昨日と変わらずです。
髪の毛が患部に当たると痛いです。髪の毛が患部に当たらないようにと試行錯誤した結果、かなり癖が強い髪型で過ごしていました。
お風呂が一苦労
患部が頭部のため、お風呂の洗髪も一苦労です。
間違って患部を触ると激痛なので、髪の毛をブロック分けしながら、いつもの3倍の時間をかけて洗髪します。
外出は可能か?
私は比較的患部の範囲が狭く軽症であったため、「次の日職場に出社できないか」と考えました。
「帯状疱疹はウイルスが詰まった水ぶくれに接触することで、水ぼうそうにまだなったことがない子供などにうつる可能性がある」と言われていますので、首の患部をガーゼで覆ってみましたが、首なので少し動かしただけでガーゼが剥がれてしまい上手く覆えない。これでは良くありません。
また、その時は12月の寒い冬の日であったので外出時は首を防寒が必要です。しかし、少しでも患部に触れたらヒリヒリします。そのため、ハイネックの服を着ることも、マフラーを巻くことも難しい。
ということで、「外出は厳しい」という結論に至り、その時は、会社のPCを持ち帰っていたので、次の日はテレワークににすることにしました。
3日目
3日目、仕事はテレワークで勤務。
頭痛は無くなりましたが、患部の症状は昨日とそんなに変わらず。
4日~6日目
仕事は休みのため、家でおとなしく過ごしました。
4日目あたりから、発疹の水疱が小さくなり、症状が軽くなっていきました。
そして日に日に、患部がカサブタになっていき、痛みも軽減されています。
私は元々軽症であったことや、早めに治療を開始できたこともあり、治りが早かったのではないか、と考えています。
患部がカサブタ化するまで誰にも合わず、ちょうどクリスマスシーズンだったのですが、一人さみしく過ごしました。笑
7日目
患部は完全にカサブタ化し、ぽろっとカサブタが剥がれることも。痛みもなくなりました。
考えられる原因は?
帯状疱疹の原因
体の免疫力は、加齢、疲労、ストレスなど、誰にでもみられる、ごく日常的なことによって低下します。健康なときは免疫力が強いため、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスの活動は抑えられていますが、免疫力が低下した時に再び活動、増殖し、帯状疱疹になると考えられます。
帯状疱疹.jp(https://taijouhoushin.jp/reason/)
私は基礎疾患なし、健康診断も特に問題のない一般的な30代です。当時は特に精神的ストレスなどを抱えていませんでした。そのため、なぜ帯状疱疹になったのか原因がはっきりわかっていません。
あえて言うなら、2点だけ
普段と違う事をしたといえば、健康の一環として、縄跳びを日課にすることを始めた月で、久々に筋肉痛が発生していました。あとは、首が凝りやすいので、カッサを使って、お風呂で首筋をゴリゴリしました。
どちらも頑張りすぎたのでしょうか・・・。(何事もほどほどが大切ですね)
帯状疱疹は誰にでもなりうる
帯状疱疹は誰にでもなりうる病気で、発症箇所や症状もバラバラです。頭部、お腹、下肢など様々に箇所に発症する可能性があります。例えば、背中にできた場合は、横になると患部が痛く眠れなくなるなど日常生活に支障をきたす場合もあります。
今回私は比較的軽症&早めに受診し、すぐに回復することができましたが、場合によっては、合併症や後遺症を引き起こす可能性もあります。痛みが残る場合や違和感などがある場合は再度医師に相談してください。
運動習慣を見直すきっかけとなった
今回、30代で帯状疱疹になったということは、自分が思っている以上に免疫機能が十分でなかったのだなと感じました。元々体力がある方ではなかったためこれを機に将来の自分のためしっかり運動を始めようと決め、今はとある運動を始めています。
そして現在は、体力も上がり、メンタルも安定し、風邪にもかかりにくくなり、運動習慣を生活に取り入れて良かった、と心から思います。
帯状疱疹も含め色々な病気の予防のためにも、バランスの良い食事と適度な運動、十分な睡眠を意識しましょう。